2023年夏、「レンズが3つついてるiPhoneがほしい」と思いながら手元を見たら、「レンズが3つついてる Google Pixrel 7 Pro」が届いていた。使用感をメモしておこうと思って下書きを温存してたらもう Google Pixel 8 も発売間近になってしまったけど、まぁしょうがないよね、でもせっかくある程度は書いてたしね、と思って記事を公開しておく。

はじめに

わたしは今のところ、賞与（ボーナス）をいただける生活を送れているのだが、そのシーズンのたびに何か一つオモチャ（ガジェット）を買っている気がする（iPad Air やチェキやテプラなどなど）。そして今年の夏は新しいオモチャに「Google Pixel 7 Pro」が選ばれた。遊び倒した2023年の夏が経過し、3か月ほど経ったので振り返ってみるが、だいぶ手に馴染んできたし、買ってよかったと思っている。

iPhone をメイン端末として使い始めてもうかなりになるし、この長い年月を”荷物の中には iPhone が2台（最新＋1個前の端末）ある生活”として歩んできた。iPhone というものは本来、「あなたの生活に iPhone が1台あれば何でもできる」というのがセールスポイントなのかもしれないが、わたしは移動中に音楽を聞くのは必須な上に軽率に写真も動画も撮るので、容量的に1台でやりくりするのはすこし厳しいものがあるのだ（最近でこそ512GBだの1TBだのの大容量 iPhone もあるが、昔はそんなに多いのなかったし、そもそも容量を目当てとして iPhone に20万出すのはばかげていると感じるし……）。

音楽を聞くのにサブスクに移行するなど、端末の容量を物理的に増やす以外にも持ち歩きスマホを減らす手段はいろいろあるけれど（YouTube Premium に加入しているので、少なくとも1つは音楽聞き放題のサブスクを使えるけれど）、電波の問題もあるしオフラインで聞くためにダウンロードしておくならどの道「容量は食う」わけだし（だよね？）、サブスクなんていつ自分の手元から消えるかわからないものを頼るよりも物理的に（データだから物理的というのもなんだかおかしな感じがするが）持っておくほうが安心な性格なのだ。

Google Pixel 7 Pro の使い道

1. 写真
2. 写真
3. 動画
4. 写真
5. 動画
6. YouTube
7. SNS
8. 刀剣乱舞（ゲーム）

半分ふざけているけど半分本気。入手して以降、かなり写真を撮りまくっている。

もともと、割と軽率に写真を撮るのだが、去年の夏ごろから Instagram で旅行中に撮った写真をほぼリアルタイムで上げるセルフ実況鍵アカウントを作って試用運転している。メインアカウントで加工無しリアルタイム撮って出しをするのは嫌だなぁと思って（正方形じゃなく、長方形に余白をつけて post するようになってかなりの年月になり、逆にそれじゃないと落ち着かなくなっちゃったので）、でも後から見返したときに「あーねｗ」ってなりたいなーとも思って、行きついた先が鍵アカウントだった。

2023年の夏は、振り返ってみると自分でもかなり驚く勢いで遊び惚けていた。1日に最低でも 30post くらいしてるけど、それが多いのか少ないのかはわからない。

使用感①／Android 端末を使ってみて

メイン端末が iPhone と言っても会社支給のスマホとして Android を使っていたりもするのだが、それはあくまで仕事用。営業でもなんでもない職種だとそんな頻繁に使うこともなく、なんとなく、体感で「こうかな？」と思いながらの仕様なので、今回ほど生活にぴったりとした使い方はしてこなかった。

写真の通り、これまで iPhone SE をメイン端末としてきた身としては本体の物理的な大きさに多少戸惑っていて片手でいじるのは少し大変だが（手は小さくないので一応片手でも使えている）、フリック入力が上手くいかないことなどは大きさも相まっての慣れの問題だと思うから、それは頑張って慣れていきたい。

あと、これは機能の問題じゃないけれどケースの選択肢が異様に狭い。iPhone も新機種が出るたびに若干カメラの位置が変わるとか気持ち大きさが違うとかで（ケースをつける場合は）買い替えが発生することもザラだけど、Android スマホというのは輪をかけて形がバラッバラの状態で機種が出まくっているのでなかなか「これだ！」というものに出会えない。まぁ、ケースで遊ぶのは iPhone だけにしておけよ、と言われるとそれまでなんだけど、今は縦置きも横置きもできてカードケースも付随しているレザーのケースを使用中。予備のクレジットカードと現金も挟んでいるので、財布を忘れても安心だ。

使用感②／スクショの民が気をつけなければならないこと

iPhone でスクショを撮った時に画面の左下にプレビュー画面が出るのはご存知の方も多いだろうが、そのプレビュー画面というのは立て続けにスクショしたとしても、実質なかったことになっている。刀剣乱舞やFGOなどでスクショすることが多い身としてはそれは大変重宝する機能で（好きなアーティストのインスタライブのスクショタイムとか撮る人もきっとそうだと思う）、てっきり Android もそうなのかと思っていたが、実際にやってみたらそうは問屋が卸さなかった。

サンプル画像としてスクショをそのままアップするが、Android(Google Pixel 7 Pro) の場合、左下に表示されるスクショのプレビュー画像は、決してなかったことになっておらず、これは本当に落とし穴だったなと思っている。いちいち左方向にスワイプしてプレビューを非表示にしないと、プレビューなしのスクショを撮ることができないのだ。iPhone を基準に考えていたせいで、このプレビューは Android でも同じくなかったことになっていると思い込んでいたので、後日見返したときにとてもショックだった……。しょうがないけど後の祭り。

使用感③／iPhone と Android の併用について

メイン端末はあくまでも iPhone （のつもり）なので、手持ちの端末を一元化をする予定はなく、つまり私はこの先しばらくは iOS と Android の両刀使いライフを送る。それぞれの端末を使う分には何ら不足は感じていないが、「OSの違うモノ同士の併用」となると少し話は違ってくる。

一番のデメリットは、データのやりとりのめんどくささ。これはもう iPhone 14 Pro じゃなく Google Pixel 7 Pro を買うと決めたときからわかっていたことなので「本当はできたらいいんだけどな」で許容している部分ではあるが、もうちょっと何とかしたいと思っているところではある。

現状は写真のみ、Google フォトへのバックアップや Slack での画像添付、Send Anywhrere というアプリなどで今はどうにかこうにか回しているのだが、基本的には二度手間である。加えて、ほそぼそとやっている YouTube 動画の編集は iPad Air と Lumafusion というアプリを使っているので、いざ動画のやり取りが発生、なんてことになったらもうえらいこっちゃになるのは目に見えているのだ。

映像撮影にしても本当は Google Pixel 7 Pro を稼働させたいのだけど、このデータのやり取りという難関をもっとスムーズにできるようにならないとだめだなぁ。

使用感④／オタク（審神者）の観点から見た、予想外によかったこと

刀剣乱舞というゲームを始めて8年になる。昨今の旅行は刀剣乱舞きっかけで行くことも多く、スマホアプリ版に搭載された御供機能を使って写真を撮ることが増えた。ゆかりの地を巡るというのはただ「行きたい」と思うだけの旅より行動範囲や視野が広がるのでとても楽しいし、7月の熊本、9月の名古屋などでも大量に撮ってきた。

そんなこんなでせっかく撮りためている御供写真と、勢いで買った刀剣乱舞のミニノート（ミニ学習帳）を使うのにちょうどいいと思って一昨年くらいから写真を印刷して貼っているのだが、iPhone で撮影した 16:9 の映像だと、ノートのページ幅に対して少し大きくなるため写真を重ねないといけなかったのが、Google Pixel 7 Pro だと画角が変わって少し細長くなるので、写真を2枚並べてもきっちり収まるようになった。

おわり

というわけで、3か月の使用感をメモして終わる。わたし個人としては、サブ機にするのにはとてもいいものが手に入ったなと思っているので、買えてよかったししばらくお世話になろうと思う。なんなら電話とLINEだけ iPhone で他は Google Pixel 7 Pro にしてもいいくらいだ。でかくてカメラが高性能で使いやすいからね。

おしまい。