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[旅記]月島蛍君のお誕生日に行く仙台の旅 – 2024年9月

こんにちはタチバナです。ここ10年程のオタク人生は『ハイキュー!!』そして『刀剣乱舞』とともにありという感じです(そういう人物が書いているという前提の文章です)。
はじめに
去る(または来たる)9月27日は、『ハイキュー!!』に登場するキャラクター、月島蛍君の28歳のお誕生日です。「アニメやマンガ、ゲームの登場人物の”実年齢”を数えられる」ってのはなかなかない経験だと思うんですけど、ハイキューに関してはオタクの妄想とかではなくマジです。オフィシャルです。物語に登場する彼らはこの世界にいて、我々と同じ時間軸で年を取ります。わたしが直接会っていないだけで、東京駅で、兵庫県で、宮城の地で、すれ違っている可能性だって十分にあるのです(妄言を含みます)。
なので、この旅をした2024年~この記事を書いている2025年というのは日向や影山やそのあたりのモンジェネ世代はバレー日本代表チームにいておかしくないくらいの年齢ということになり(具体例をあげるとするなら石川祐希選手が田中、西谷、研磨、赤葦などなどの2年生と同い年のはず)、パリ五輪のバレーがおもしろかったのなんの。日本vsアルゼンチン、世界一ゼイタクな内輪揉め、こんな体験そうそうできるもんではありません。
(脱線)
そんなこんなで、2024年は月島蛍/山口忠の両名が仙台観光特使に任命されたこともあって、月島蛍君の28歳のお誕生日当日に仙台に行くことにしました。1年4カ月ぶりの仙台、2023年6月と違って日帰りではないものの、もともとあった遠征に急遽仙台行きをくっつけたので結局時間の余裕はあまりないです。笑。
鹽竈神社参拝
7:30くらいの新幹線に乗り、9:40くらいに仙台に到着。新幹線で爆睡しましたけど今回は仙台行きの新幹線だったので乗り過ごしの心配をすることもなく助かりました。
駅から徒歩圏内のホテルに荷物を預けたら、まずは鹽竈神社に向かいます。乗り換え検索したのに時間もお金も余計にかかるほうの電車に乗っちゃって初っ端から躓いた感すごいですけど別に経路として間違ったわけではないのでよしとします。
本塩釜駅から神社に向かう途中で裏参道の入り口前を通りますが、どうせ行くならまずは表からでしょ!と意気揚々と表参道を目指したらこれよ。

朝っぱらからこの階段は本当に本当につらい! なんとか、なんとか気合で登り切ったけど、途中で転げ落ちるかと思ったよね……旅というものはマジで若いうちに、体力があるうちにやっておかないとダメです。とかく神社なんでのはだいたい上の方にあるんだから(諸説あります)坂道にかじりつけるうちに行かなきゃ駄目ですね。

あとこれはもう後の祭りのお話なんですが、どうやらこの鹽竈神社の博物館には2024年10月に新規実装された雲生くんがいたらしく(!?)その話を聞いた瞬間「早く言ってよ!!!!!!!!!!!」と物理的に叫びました。今後の旅では、神社へのご挨拶と同時に神社の宝物館や博物館への来訪は欠かさないことにすると心に固く誓いました。行っておけば……!会えたのに……!また行けばいいだけだけど……!仙台なんてすぐそこだけど……!(すぐそこではない)
はらこ飯を食う

さて、雲生くんが実装されることもすぐそばの博物館に彼がいることも知らずのんきに旅のルーティン(遠征先に着いたらまず神社でご挨拶する儀式)も終えたので次は仙台市博物館に向かいますが、その前に腹ごしらえを。お店はあまり詳しくないので駅ビルの中ではらこ飯を食べました。あーおいしかった。はらこ飯だいすき(てゆーかいくらがだいすき)。
仙台市博物館
さてこの日のメインイベント、仙台市博物館前に設置された特設モニュメントへと向かいます。
仙台市博物館へは地下鉄東西線で国際センター駅で下車、そこから徒歩です。

月島蛍君お誕生日おめでとう!
仙台城跡

モニュメントを見て満足したあとは、仙台市博物館から案内板の矢印に従ってそのまま徒歩で仙台城跡へ向かったのですが、もう坂道がしんどくてしんどくて……この日は何度「坂道もう無理もう死ぬ」って思えばいいんだろうな……って感じでした。ほんっとに、この日、坂が……坂と階段が多い……! 体力が足りない……!
ぜぇはぁと息を切らしながら城跡に到着し、去年は時間の都合で行けなかった伊達政宗公騎馬像にもようやくお会いできました。もちろん御供写真も撮ります。かっこよく決めたいよね。

瑞鳳殿
せっかく仙台に来ているのだから瑞鳳殿にも行きたくて(2023年も行ったんだけどね)、さてどうやって行こうかなと考えを巡らせていたら市内循環バスのるーぷる仙台にすんでのところで乗りそびってしまいました。次のバスまで結構時間が空いてしまうのでどうしたものかと Google Map に相談した結果、市バスのバス停「八木山動物公園東門前」を目指すことに。
それがまた地獄の選択だったことに気が付いたのはもう引き返すのもしんどいタイミング。仙台城跡自体が坂の上のほうにあるのでこれ以上もうのぼらねぇだろうあとは下るだけだろうと歩き始めたら、目的地となるバス停ったら、さらに坂の上にあったの……。
なによ八木山ベニーランドって……これ以上もう坂道なんか上りたくないわよ……って内心で罵詈雑言を吐きながら、旅をするなら体力がないとダメだなと身に沁みました。体力を……体力をつけよう……2025年の目標だ……。


どうにかこうにか瑞鳳殿にたどり着き、政宗公にご挨拶。瑞鳳殿の資料館(※撮影NG)にも行ってみたら政宗公と一緒に埋葬されていた一振りの刀がいたのですが、「泥まみれで痛んでいてはっきりとはしないがどうやら関孫六が一振り」とのこと。あらやだ孫六こんなところでも会えるなんてびっくりよ。やはり、こういう資料館への来訪も欠かしてはいけませんね。旅するときは余白時間が本当に大切です。
カメイアリーナ仙台


時間的にもギリギリなのは承知してましたが去年6月も行けなかったのでどうにかこうにかカメイアリーナ仙台にも行ってきました。施設の使用予約が入ってなければ体育館内の見学もできたようなのですが使ってる団体さんがいらっしゃいましたので見学はロビー周りのみ。

アニメとかでもさんざん見たあの顔のモニュメントとかを拝みつつ、日向と影山の観光特使モニュメントもしっかり見つつ、カメイアリーナを後にします。また来るからね(※カメイアリーナ仙台は、大規模改修のため令和9年/2027年3月までお休みです)。
ショートケーキ食べよ
朝からかなり動き回ってへとへと、さぁホテルに行きましょう、という流れなのですが、冒頭に書いた通りこの日は月島蛍君のお誕生日ですのでもちろんショートケーキを食べます。オタクなのでね。ということでホテルに行く前にショートケーキを確保せねばなりません。
本当は「パイ&シュー すがわら」というケーキ屋さんで買いたいなと思っていたのですが(店名からお察しください)、カメイアリーナに行くことを優先したらケーキ屋さんが閉まる時間に間に合わなかったので、仙台駅併設の駅ビルでケーキを買いました。おいしかった~。大人だし特別な日だからケーキ2個食べちゃうもんね!

昼ははらこ飯を食べたけど、夜は結局「食」を後回しにするいつもの感じが出て、駅ビルで駅弁の残りを買って適当に済ませました。でも一応ほら、牛タンだからさ。仙台っぽいでしょ。

ごらんバスピス、これが「やわらか煮牛たん重」だよ。(300円ガチャのサカバンバスピスマスコット)
おわり
ハイキューのモニュメントを見て、政宗公にご挨拶をして、ショートケーキを食べて、この日の目的はおおよそ達成。脚が痛くてヘトヘトだけど大満足です。
ホテル側がグレードアップしてくれて広くなった部屋でゆっくりしつつ、翌日も朝が早いので早々に就寝。今回の旅のメインイベント、いざ会津へと向かいます。
つづく。
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