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[旅記]2024年夏の遠征大一番/福岡・大分・京都をゆく、じじいと坊主の修学旅行 Day.3 / Part.2 – 2024年7月
無事にスタンプラリーを終えた3日目の午後は心伝のライビュに間に合うように大分へと移動しますが、道中で中津市に寄り道をしました。
*本旅記連載は2024年7月夏の大一番から関連記事を見ることができます。
細川家ゆかりのお城・中津城へ
北九州の小倉城といえば三斎様(細川忠興)のお城ですが、大分は中津にある中津城も御隠居(黒田官兵衛)が造り始めて三歳様が完成させたお城だそうです(三斎様は小倉城に移る前は中津城にいらしたのだとか)。
左が小倉城、右が中津城。
とはいえ、中津城サイドとしては(?)どちらかと言うと「天下取りを夢見た官兵衛の城」という方が強いみたいだけど、細川家ゆかりのお城に行きたいとずっと思っていたオタクとしては2019年の小倉城、2023年の熊本城(+小倉城再訪)を経て、2024年の中津城で三つのお城をようやく回ることができましたので大変満足しています。
最上階(天守閣)からの眺め。中津市は大分のはじっこもはじっこなので、中央にある川を挟んだ左側は福岡県です。
お城の手前には「三斎池」という池がありました。中津城や城下町付近の整備をする際、三斎様が場内の揚水不足を補うための工事を行っており、その水をたたえたのがこの池だそうです。現在は中津上水道をひいているのだとか。亀がたくさん住んでいました。健やかにあれ。中津城の御城印も買って、無事にミッションクリアです。
Day.3 / Part.1 の記事内でも書きましたけど、あとは小倉城武将隊のみなさんにお会いするだけです。いつも会えない……(いつもって言っても武将隊ができて以降まだ二回くらいしか小倉に行けてないんだけど)。熊本城武将隊のみなさんにしても三斎様と小西殿以外にはお会いできていないから、他の方にもぜひお会いしたいところです。加藤清正公とかね。
織部灯篭を巡る
中津市では市内三箇所で織部灯籠(おりべとうろう/茶庭の石灯籠に隠れキリシタンの印が入っているもの)拝見することができます。キリスト教徒だったガラシャ様の供養のためであったと言われているそうで、中津城の見学が終わったあとで自転車こぎながらひーこら言いながら回りました。
正直、神社と違ってお寺に伺うときの所作というかマナーというかがいまいちちゃんと理解できておらず、お庭に無断で入って灯篭の写真撮っておわりみたいな感じになってしまったのは反省してます……とはいえ神社と違って所作的なの難しくないですか? そんなことない?
また、私はクリスチャンとかではないのですけど、去年の宮津カトリック教会の見学できたことなどもあり、本当は中津の教会も見学したかったなーと言う気持ちもあります。教会の前は通過しましたけど、日曜はやってないみたいで残念でした。
中津では駅前の観光案内所で4時間300円でチャリを借りれたのですが(価格バグってる)、電動自転車ではなかったのととにかく日光がやばかったのでお城と灯籠をめぐるので精一杯。旅から帰って1か月以上たちますが、その時の腕の日焼けは未だこんがり状態です。別にいいんだけどね(顔の日焼け止めはちゃんとぬってましたよ)。
車がない(運転できない)分、自転車借りれただけいいのかもしれないけど、とにかく日光(暑さ)でへろへろになってしまったので(自転車こいでる間は日傘もさせないしね……)、行きたい箇所に行くだけ行ったあとは中津からあげも食べず福沢諭吉の故郷だというのに(?)おうち(資料館)も行かず、駅前のファミリーマートで売っていた86円のパックかき氷を2個ほど秒で平らげてから3日目の最終目的地、大分に向かいます(※予約していた特急ソニックの時間を逃すと刀ステのライビュに響くので結構パツパツだったのもあります)。
駅前にあった観光案内図。九曜紋が書いてあると笑顔になります(?)。
※完全に余談ですがセブンイレブンでは75円、ファミリーマートでは86円(ポスト投稿時点の価格)で買えるパック入りのかき氷はマジでこういう炎天下の日は命が救われるので、日本の夏を生きなければならないみなさんはぜひ覚えておいてください。スプーンいらないし安いし、マジでこれで救われる命があります。ローソンでも取り扱って欲しい……あれは夏に売らねばならないものだよ……。
大分に到着、いざ心伝 大千穐楽へ
中津から再び特急ソニックに乗り、大分へと向かいます。思っていた以上に駅からホテルまでの距離があった関係でホテルにチェックインしてからほぼ休む間もなく映画館(TOHOシネマズ 大分アミュプラザ)へ蜻蛉返り(?)。本当はシャワーとか浴びたかった。無理だった。制汗シートはゴリゴリに使ったけどお隣さん方ごめんなさいねの気持ち。
大分駅とホテル間の移動は完全に徒歩だったので、炎天下で普通の自転車漕いだ後の体にはちょっとしんどかったですけども、やっぱり心伝は面白いし本編が面白いのは当然として大千穐楽の演者各位の挨拶のおり斎藤一と孫六兼元のそれがあまりにも最高だったし、無事完走することができた上で来年の公演予定も発表されたし、さぁまたチケット取るぞ頑張るぞという気持ちです。
余談ですが刀ステのFCが長期会員特典として物理的な会員カードを発行していますが、そんなもんはいいから長期特典として公演のチケットを各作品一階は確実に用意しろよなって気持ちでいっぱいです。なんでFC枠で落ちるんだよ(今回のチケットは感謝祭の円盤シリアル枠でした)。チケットをよこせ。チケットを。
おわり
無事にライビュを終えて、ホテルに戻ります。時間も時間だったので夜食は道すがらコンビニで仕入れましたが、ホテルはシングルで予約していたところが部屋が空いていたからかツインの広いお部屋にグレードアップしていただいていたのでライビュ見て寝るためだけに宿泊したのが勿体無いほどでした。
24時間稼働しているコインランドリーもあるし朝ごはんは美味しいし(チェックインの時に割引券をもらったので時間もあるしどうせならと朝ごはんを食べました)、地方のホテルの日→月宿泊ってのもあったと思いますがこれで一泊6,000円はありがたい限りですね。
工程3日目が無事に終わり、翌日はいよいよフェリーに乗る日です。出航は夕方18時なので、それまでは大分市内をゆったりと回ります。
続く。
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