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[旅記]2024年夏の遠征大一番/福岡・大分・京都をゆく、じじいと坊主の修学旅行 Day.1 – 2024年7月
※じじいは御前(一文字則宗)、坊主はあんみつ(加州清光、大和守安定)のこと。何もかもこの三振りを中心に旅したというわけではないんですが、心伝を観に行くのが第一目標であったのでこのサブタイにしました。(「大一番 じじいと坊主の 修学旅行」ってちょっとした五七調で言いやすくていいなと思って。字余りだけど)
ということでこんにちは、タチバナです。
去年も去年で濃い目の遠征を夏にぶち込みましたが(北海道/札幌2泊3日と熊本2泊3日を同月にやった)、今年もでかいのを計画して帰ってきました。
RTAみたいに予定とミッションをぎゅうぎゅうに突っ込んで、福岡、大分、京都をめくる大冒険へ。行ったことない大分県のロックも解除できました。
*本旅記連載は2024年7月夏の大一番から関連記事を見ることができます。
目次
11:30 羽田から福岡へ。櫛田神社参拝
旅の始まりは羽田空港から。今回はラウンジを使うために早起きをするということもなく、空港には離陸30分前着でいきました。空港までのバスが待てど暮らせど来なくて(軽く15分以上遅れた)焦りましたけど、なんとか間に合ってよかったです。
時間の余裕があれば羽田から北九州空港めがけてスターフライヤーに乗る選択肢もあったのですが(刀ステコラボしてるから)、「このメンツ(演者的にもキャラ的にも)・このテーマ(新選組)をお出しされるなら、チケット当たればもうどこでもいいよ……」と半分ヤケになって申し込んだら福岡公演の金曜の昼公演(つまり一発目)が当たる流れになったので、今回はおとなしく羽田から福岡空港へと向かいました。
いつもだったらスカイマークを使いますが、今回はANAのタイムセールでうまく拾えたのでANAでーす。
福岡に着いたら、博多駅から徒歩圏内でキャナルシティ劇場も近いということもあり、まずは櫛田神社でご挨拶。6月の山形遠征でちょうど御朱印帳が1冊終わったので、今回から新しい御朱印帳です。櫛田神社でいただきました。
12:30 舞台『刀剣乱舞』心伝 つけたり奇譚の走馬灯、観劇
友人が東京公演を当ててくれてたおかげで公演の内容(お話とか演出とか)は把握できていました。ありがてー。おかげさまで心の準備をしっかりしつつ臨むことができましたが、やっぱり心伝は面白いですね。2時間半、休憩なしで一気に駆け抜けられる最高のチャンバラです。Blu-ray の発売が本当に楽しみ。早く観たいな。
松田凌くんの清光をはじめ、全員の芝居が素晴らしいのはもちろんなんですが、刀ステの土方組(兼さんと堀川君)のニコイチ感が大好きだし、ものすごく場数を踏んできた(ありとあらゆる新選組作品に触れてきた)わけでなくとも今作の土方さんが一番好きだなぁと思ったし、あぁ函館に行きたい……。北海道遠い……。沖田総司も絶賛されているしそりゃ素晴らしかったと心底思いますが、「この土方さん好きだわ……」って思ったのは初めてでした。ミュの土方さんもかっこよかったけどね。
くわえて、まーーーだそれを言ってて申し訳ないという気持ちは多少なりともあるし、いつまでも過去の出演作ネタを引っ張るんじゃないとご本人たちも思っていそうだけど、でも、それでもやっぱり10年前の仮面ライダーで共演していた2人が巡り巡って同じ板の上に立っているというのは、どうしても、どうしても特撮(ニチアサ)オタクによる謎の親心みたいなもの(???)が爆発してしまって大変です。ドングリとクルミが10年後に別の作品のメインキャラクターとして共演するなんて、あの当時の誰が想像しただろうか……泣いちゃうぜ(いい意味で)。佐々木氏の近藤さんも素晴らしかったけど、演者が発表されるまではわりと本気で吉田メタルさんが近藤さんだったらいいのにと思ってました(あとから知ったけど新感線公演でちょうど博多付近にいたっぽい)(脱線)。
あと、私の人生において、史実上の人物で一番最初に覚えたのは織田信長でも豊臣秀吉でも徳川家康でもなく斎藤一その人なので(多分ね)、知識量としてはニワカでも新撰組をテーマにしたものを観ると心躍る何かがあるなぁと思います。多分そこから派生して幕末にも浪漫を感じているから維伝も好きなんだろうなぁ。
運試しで歴史上人物のホテルキーホルダー(ランダム)を1個だけ買ったら一発で斎藤一を引くことができて大満足。刀ステでしっかりたっぷり満たされた後は、4年ぶり?5年ぶり?(漁った情報によると2020年11月ぶり)くらいの福博へ向かいます。
16:00 200円で会える国宝、日本号 at 福岡市博物館
刀ステの昼公演が15時位に終わり、さすがに腹ぺこだったのでキャナルシティ内で軽くラーメン食べてから福博に向かったところ、たどり着いた時点で16時。まぁしょうがないよね。ということで、200円で国宝が拝めるバグ持ち博物館(註:褒め言葉)で久しぶりに日本号に会いました。
大哺乳類展3の巡回展に行こうかと思っていたころもあったけど、さすがに16時着では時間的に無理ゲーなので常設展のみに切り替えて、金印先輩にご挨拶をしてから閉館までの時間をほぼ日本号のいる部屋で過ごしました。
審神者を9年やっても刀剣の鑑賞方法がしっかり身についているとは言えないのですが、行ける範囲で会ってきたさまざまな刀剣の中で、会った瞬間に鳥肌が立った数少ない一口が日本号だったりします(あとは小夜左文字と大包平)。何度会いに来ても素晴らしいなぁとほれぼれしてしまうんですよね。螺鈿も本当に美しいし、好きなんだよなぁ、日本号。
ちなみに日本号の横には安宅切が展示されている期間で、いつの日か君も本丸にくるのかな、なんて思いながら福博を後にしました。
博多に着いたときは雨降ってたけど、青空になってよかったね。
17:00 晩御飯はジビエ
福博閉館時間になったあとの予定は特に組んでいなかったので、うっすら開催されていたフランスパティスリーウィーク2024の参加店舗でサヴァランでも買うかーとダメ元で行ってみたけれどやっぱりもう残ってなくて(そりゃ17時のケーキ屋さんじゃねぇ……)しょんぼりしたのもつかの間、なんとそのケーキ屋さんの隣がジビエ焼き肉の「罠」だったのであっさりと誘惑に負けて晩御飯はジビエになりました。
あぁ、会いたかった!会いたかったよ梅割り……!!!まさか東京からはるか遠くの博多で再会するとはね……!!!
おしまい
九州に来たら九州しょうゆのポテチを食べないとね!!! ということで翌日に備えて飲酒は控えめにしたものの、おやつにポテチを食べて、夏の大一番は大満足の開幕となりました。
Day.2に続く!
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